フルスポイラー→https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/core-set-2021
主にコモン、多少アンコモンについて言及します。
◯除去雑感
・白
2マナでタップ生物を破壊できる素早い反応が強い。環境に警戒やシステムクリーチャーが少ないため。
軍団の裁きはフライヤーに当てづらいものの、3マナソーサリーとしては十分な性能。果敢な一撃や夜明けの突撃獣で範囲を広げられることを考えれば見た目以上に腐りにくい。
信仰の足枷は悪くないがちょっと重い。取れたら入れるくらいでよさげ。
5マナ追放は並以下だがまあ。
・青
除去が捕獲球、打ち消しが取り消しなので相当重い。
他の色のサポート必須。
・黒
闇の掌握がダブルシンボルなの以外バグ。その他とどめの一撃、骸骨射手、精神腐敗など標準的な性能を持つもので枚数を稼ぎやすいので、除去のために参入する色としては良い。
・赤
ショックと焦熱と5マナ5点。特に焦熱。
優秀なオーラや戦場に出てからサイズが大きくなる生物が多く、インスタント・タイミングで構えることができれば額面以上の働きをする。
でかい生物に対しては確実な一撃で処理するしかないので、赤の濃いデッキを組むなら意識してピックすべし。
5マナのでかい脚光の悪鬼もまあ除去札。強め。
・緑
+1/+1カウンター＋一方的格闘の狩人の刃がかなりズルい。それ以外は特になし。
生物が優秀なので、無理に除去を積むよりも剛力化やレインジャーの悪知恵などを積むほうが良いことも多いだろう。
飛行アンチスペルが弱めなので、罠紡ぎが重要になるか。
・無色
静かな隠し矢。
起動が重すぎてインスタント・タイミングで打ちづらいので、焦熱に比べて格段に劣る印象。数合わせ程度。
◯生物・生物サポート雑感
・白
警戒・絆魂・飛行と、でかくしがいのある生物が多い。叙爵付けて対処されなければ勝ち。
バスリの侍祭は強化元かつ強化札というズル性能をしているので、取れるだけ取って良い。
白にしては分かりやすい全体強化がない。並べる戦術は微妙。
・青
果敢勢が有能だが、受けも除去も弱いので毎ターンスペルを唱えていると余裕でテンポ負けする。軽い除去と呪文喰いの奇魔を擁する赤と組むべきか。
うろつく光霊がいい感じにウザかったり、大慌ての棚卸しがかき集められたら宇宙だったりするので、何かいい感じに使ってあげたい。
・黒
分かりやすく有能な生物は死花のサリッドくらいで、あとは一癖あったり微妙。
骸骨射手はタフ1が少ないので額面以上の活躍はしなさそう。
檻の中のゾンビはおおよそ怪物の兵器化なので、1枚入れとくと良さげ。
基本的には除去を目的にして取る色っぽい。
・赤
頭でっかちが多いが、攻撃を通す手段が少ないので生物としての質は微妙。ただ、赤らしく無理やりライフを削り切る手段は多い。とりま確実な一撃は取っとけ。
青と相性のいい奇魔、飛行と相性のいい骨穴の粗暴者、緑と相性のいい砲塔のオーガなど、デッキによって強さが変わる類の生物が多いので、そういう意味でパーツ取りの色と表現しておく。
・緑
全部強い。生物サポートも最高級。
ただし緑らしからず、テクニカルな方法で本来の性能を発揮する奴が多いのである程度構築をまとめる必要はありそう。
なあ、ラノワールの幻想家ずるくね？
・無色
全部そこそこ。数合わせとしては十分。
空中走査機や忘れられた歩哨でシナジー起動できるの便利そう。
◯総括
白→除去強い、生物そこそこ、強化したら宇宙
青→単体では弱め、うまいこと使え
黒→生物微妙、除去と精神腐敗強い、パーツ取り
赤→生物はデッキ次第、除去軽い、パーツ取り
緑→生物強い、一方的格闘ズルい、ちょっとテクニカル
