・バハムート
○常在型能力
事実上の-6奥義。
実質速攻・破壊不能・飛行の7/7ドラゴンになる。
対処されなければ1~2ターンで勝つだろう。
適用は最速で7ターン目と絶妙に遅いが、対処要求としては十分。
(踏みつけや無情な行動で2~3ターン遅れるのがちょっとアレだが。)
○+1能力(上)
生物の無力化。
相手のデカブツを止めて、こちらのウィニーを通しつつ自らの身を守るのが主な用途。
ガーガロスに効かないのが気になる所。
○+1能力(下)
こいつのサーチ。
然るべきデッキ構成であれば2/2や3/3くらいにはなるので、
プラス能力で無尽蔵に供給し続けられるのは強い。
○総評
サーチ、疑似除去、強力な奥義と、4マナにしてはまとまった能力を持つPW。
弱点はモンクがデッキスペースを食うことと、2枚目を引いた時の弱さ。
元々モンクを4投するようなデッキに、1~2枚挿すのが無難だろう。
クラスピとスカ決がある限り、使われる可能性はある。
・モルデンカイネン
○+2能力
2ドロー1枚戻し。シンプルに強い。
忠誠度7スタートになるので、盤面が捌ききれてなくとも使いやすい。
○-2能力
これっぽいトークンを出す。
手札2枚あれば4/4、次のターンには6/6か8/8で殴れるという洒落にならないデカさをしており、PWから即出てくるトークンとしては例を見ないスペック。猫戦車。
手札に困ってないならとりあえず連打しとけば良い。
○-10能力
ほぼ無限への突入。これ打って勝たないなら何やっても無理。
当然オーバーキルだが、ヴォリンクから即打ちができるのがポイント。
根本のおもちゃにどうぞ。
○総評
いずれの能力も強力で、6マナPWとしての風格は十分。
後はこの重さが許容されるか、ライバルとなるカードが何か次第だろう。
・ロルス
○常在型能力
忠誠度を上げる条件。
あんまり上げても勝ちに直結しないので、必要以上に気にしなくていいだろう。
○±0能力
黒のドロー。
5マナPWとしては普通に普通。
○-3能力
アタッカーにもブロッカーにもなる蜘蛛を2体生成。
トークンが死んだら忠誠度カウンターが帰ってくるので、最終的には-1能力。
連打するのは難しいが、効率が良い能力。
○-8能力
戦闘ダメージを合計8点にする能力。
強い場面は限られるが、ラスの返しにブチギレ起動する選択肢があるのは悪くないだろう。
○総評
とりあえずトークン2体出しといて、次のターンから継続的なドローが5マナは破格。
結局PWはドローとトークン(と除去)なので、必要十分な性能を持っていると言える。
攻められている盤面だと弱いのはご愛嬌。
・ザリエル
○+1能力
全体+1/+0と速攻付与。
ただ、この手の置物で4マナは重い。
○+0能力
デビルトークン生成。
悪魔と踊るを見る限り、2体出せれば元は取れている。かもしれない。
連打してても勝たない、と見せかけて+1で強化すればそこそこの打点と突破力が出る。
○-6能力
2回殴れる。警戒と相性が良い。赤...
奥義到達が早いので、対処要求としては強い部類。
黄金架飛ばしたいね。
○総評
どの能力も採用動機としては弱いのが正直なところ。
総合力は高めだと思うので、キューブドラフトで引きたい。(悪口)
・エリーウィック
○+1能力
ダンジョン探索に出かける。
まあ単体では占術1以上、1ドロー以下だろう。
○-2能力
6枚見て、君はクリーチャーを手札に加えてもいいし、加えなくてもいい。(よくはない)
最低保証としてはそこそこ。
使い捨てで12枚掘れるのはすごいが、4マナの仕事かと言われると?
○-7能力
自軍強化。
これを撃つ頃には1つはダンジョンを踏破しているはずなので、修整も期待できる。
速攻がつくのがポイントで、この手の紋章の中では現実的な決定力がある方。
○総評
単体で何もしなさそうな見た目をしている。イラスト的に。
ダンジョン探索デッキを組むならば候補に上がる程度だろう。
・まとめ
どれも環境を壊すほどの性能ではないものの、最近PWが弱いので、
単色でこれくらいの能力を持っているなら及第点だろう。
ローテ後はちらほら見ることになると思われる。